No.39 / 60タイプ
情に厚い

まっすぐ星人

まっすぐ星人

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これは「情に厚いまっすぐ星人」の読み物です。自分がどのタイプかは、生まれた日を入れるだけでわかります。

自分のタイプを確かめる

あなたは、情に厚いまっすぐ星人。 「話しかけやすい」「なんだか夢見がちだね」。ふんわりした、やさしい人として見られてきたはずです。 けれど、そのやわらかさの下で何が動いているのか。それを、ここから話していきます。

01 — あなたという人

初対面の人にとって、あなたは警戒のいらない人です。物腰がやわらかく、声を荒げるところが想像できない。少し空想的で、遠くを見ているような目をすることがあるので、「ロマンチストだね」とからかわれたこともあるでしょう。

ところが、あなたと長く付き合った人は、あるとき気づきます。この人、ふんわりして見えて、実は場の行き先を決めているのは、いつもこの人だ、と。旅行の行き先も、集まりの流れも、気づけばあなたの「じゃあ、こうしようか」で決まっている。声を張らないのに、まわりが自然とあなたの考えについてくる。あなたは、やわらかい顔をした、まとめ役なのです。

そしてさらに奥には、もうひとつの顔があります。曲がったことを見ると、胸の中に強い怒りがわき上がる。損か得かではなく、それが正しいかどうかで生きたい。夢見がちに見られているあなたの中心には、驚くほど強い正義感があります。

02 — 基本性格

あなたの行動を決めているのは、「大きく見て、どこへ向かうべきか」という感覚です。目の前でちょっとした揉めごとが起きても、あなたはすぐには騒ぎません。「これは放っておいても収まる」「これは今、手を打つべきだ」。その見極めが、全体を見てできる人です。

だから、あなたのまわりには、いつのまにか人が集まっています。変わった人も、扱いにくいと言われる人も、あなたは「そういう人もいるよね」と受け入れてしまう。選り好みをしないその懐の広さが、いろんな顔ぶれをあなたの周りに集めています。

一方で、細かいことは正直、得意ではないでしょう。書類の記入漏れ、予定のダブルブッキング、財布の中のレシートの山。まわりから「大物なのか、雑なのか」と笑われることもあるはずです。でも、それは大事なところ以外を手放している、というあなたなりの配分です。要所さえ外さなければいい。その割り切りができるのは、全体が見えている人だけです。細部は、得意な人と組めばいいのです。

03 — 本当はこうでしょう?

やさしくてふんわりした人。それがあなたの世間での評判です。ただ、その評判の中には、あなたのいちばん熱い部分が入っていません。

本当のあなたは、正しくないものを前にしたとき、体の芯が熱くなる人です。誰かがずるいやり方で得をしている。弱い立場の人が雑に扱われている。そういう場面に出くわすと、あなたのやわらかい表情の裏で、「それは違う」という言葉が、口から出そうになっている。周囲は誰も気づいていませんが、あなたはその言葉を押し戻すのに、毎回かなりの力を使っています。

なぜ押し戻すのか。あなたが、場全体を預かる人だからです。自分ひとりの正しさで場の空気を壊すより、みんなが気持ちよくいられるほうを選んでしまう。人を受け入れる懐の深さが、まっすぐな気持ちを押さえているのです。

だから夜、湯船につかりながら、昼間の場面がふいに戻ってくる。「あそこで言っていたら、どうなっていたか」。誰にも見せたことのないその葛藤こそ、あなたという人のいちばん深い部分です。やさしさと正義感、その両方が本物だから、あなたは疲れるのです。どちらかが偽物なら、こんなに悩みません。

04 — 恋愛・相性

恋の場面でのあなたは、いっしょにいると相手が安心して気を抜ける人です。相手の機嫌の波、わがまま、弱さ。たいていのことは「うん、うん」と受け止められる。あなたのそばにいるとき、相手はいちばん心からくつろげるのです。

あなたの胸を打つのは、まっすぐ生きている人です。器用さより、不器用でも筋を通す姿。応援したくなる相手と、あなたの恋は始まりやすい。デートは、豪華さより中身派。おいしいものを食べながら、将来の話や夢の話が自然に出てくる相手となら、あなたは何時間でも飽きません。

ただ、あなたには「自分の望みを言わない」というところがあります。どこへ行きたいか、何が嫌だったか、今日どれだけ疲れているか。聞かれても「どっちでもいいよ」「大丈夫」と答えてしまう。あなたは譲っているつもりでも、相手には「本心を見せてくれない」と映ることがあります。壁を感じさせているのは、あなたの我慢のほうなのです。

もうひとつ。あなたは正しいと思ったことを、恋人にだけは率直に言いたくなります。それはあなたの誠実さですが、順番を工夫してください。先に相手の言い分を最後まで聞き、それから自分の考えを伝える。同じ言葉でも、順番ひとつで受け取られ方が変わります。

あなたに合うのは、あなたの「どっちでもいい」を信じない人です。「本当はどうしたいの」と、あなたの本心まで踏み込んできてくれる人。その人の前でだけ、あなたはやっと肩の力を抜けます。

05 — 人間関係

あなたは、人の輪の真ん中に置かれやすい人です。自分から真ん中に行くのではなく、気づいたらそこにいる。相談ごとは自然とあなたに集まり、意見が割れたときは、なぜかみんながあなたの顔を見る。あなたが両方の言い分にうなずいて、「じゃあ、こうしたら」と落としどころを出すと、場が収まる。そういう役を、頼まれもしないのに何度も務めてきたはずです。

肩書きや立場で人を測らないのも、あなたの徳です。偉い人にへつらわず、そうでない人を軽んじない。あなたのその態度を、人は見ています。あなたが信頼されるのは、話がうまいからではなく、扱いが公平だからです。

落とし穴になりやすいのは、細かいことで揉める人への向き合い方です。あなたの目には小さく見えることでも、当人には人生の一大事だったりします。「気にしすぎだよ」と流す前に、一度「それは嫌だったね」と受け取っておいてください。大きな器のままで、小さな痛みにも気づいて、そばにいられる。そうなったとき、あなたに心を開く人はさらに増えます。

06 — 仕事の才能

あなたの才能は、「向かう先を示す力」です。目の前の作業をひとつずつ片づける力比べでは、あなたの真価は出ません。全体を眺めて、「まずここから」「これは後でいい」と順番を決める。誰に何を任せるかを見立てる。物事の交通整理をした瞬間、あなたの周りの動きが一気に良くなる。そういう経験が、これまでにあったはずです。

しかも、あなたと組んだ人は伸びます。あなたは人の小さな失敗を騒がないので、一緒に動く人が萎縮しない。のびのびと任された人が、気づいたら力をつけている。人を育てているという自覚がないまま、人を育ててしまう。これは狙ってできることではありません。

苦手なのは、細部の詰めと、締め切り間際の駆け込み作業です。数字の確認や日程の管理は、几帳面な人に預けてください。それは手抜きではなく、正しい配置です。

そして、あなたの中の正義感をしまい込まないでください。物事が筋の通らない方向に流れそうなとき、普段おだやかなあなたの「それは違うと思う」は、誰が言うより重く響きます。ここぞというときだけ使う切り札として、大切に持っていてください。

07 — お金

あなたのお金は、人のために出ていって、めぐりめぐって返ってくる動き方をします。手土産、お祝い、困っている人へのちょっとした立て替え。誰かのために出すとき、あなたはためらいません。そして不思議なことに、そうやって出したものは、別の形であなたに戻ってきています。あなたの周りに人が絶えないのは、その流れがあるからです。

反対に、日々の細かい管理は、あなたの興味の外にあるでしょう。残高をきちんと把握していない月があっても、「まあ、なんとかなる」で通してきたのではないかと思います。実際、なんとかなってきた。それはあなたの大らかさですが、どこかで無駄な出費が続いていても気づきにくい、ということでもあります。

おすすめは、細かく管理するのをやめて、仕組みに任せることです。毎月決まった額が自動で貯蓄用の口座へ移る形を一度だけ作れば、あとは今のおおらかさのままでいい。もうひとつだけ。人のためのお金と同じ熱心さで、自分のための蓄えを扱ってください。いざというとき、あなたは誰にも言わずに一人で負担をかぶろうとする人だからです。その日のための備えは、あなたの周りの人を守る備えでもあります。

08 — ストレスと解消法

あなたの疲れは、二種類の我慢からできています。ひとつは、言いたい正論を呑み込む我慢。あわせてもうひとつ、人から預かった悩みごとを、ひとりで抱え続ける我慢。どちらも外からは見えないので、まわりはもちろん、あなた自身も溜まり具合に気づけません。

危険信号は、意欲がなくなることです。怒るのでも泣くのでもなく、いろんなことが「もう、どうでもいいか」と感じられてくる。誘いに心が動かない。好きだった空想の時間さえ、面倒になる。そうなったら、疲れはかなり深くなっています。

回復のために、まず「何も引き受けない時間」を予定に入れてください。誰の相談も受けず、何も決めず、判断という仕事から完全に離れる半日。ぼんやり空を眺める、意味もなく散歩する。あなたの空想ところは、実はいちばんよく効く薬です。存分に空想にふけってください。

そしてもうひとつ、弱さを見せる相手を一人だけ決めることです。全員に弱さを見せる必要はありません。たった一人でいい。「実は参っている」と言える相手がひとりいるだけで、あなたはずっと楽になります。

09 — 人生のテーマ

あなたがこれから向かっていくのは、「ひとりで抱え込む人から、人と分け合える人へ」という方向です。

これまでのあなたは、受け止めることで大きくなってきました。人の悩みを引き受け、言いたいことを呑み、それでもやわらかい顔でいる。その積み重ねが、今のあなたへの信頼を作っています。誰にでもできることではありません。まず、そこを自分で認めてください。

ただ、本当の強さは、全部ひとりで抱えられることではありません。抱えているものを人と分け合えるようになったとき、あなたの器の大きさは本物になります。呑み込んできた正論を、言い方をやわらげて少しずつ口に出す。ひとりで抱えてきたものを、信頼できる人に少しずつ話す。あなたが本音を伝えた相手は、あなたを軽く見るどころか、初めてあなたの深さを知って、もっと近くに来てくれます。

やわらかく見えて、筋が通っている。夢を見ているようで、みんなを引っぱっている。その組み合わせは、年を重ねるほど値打ちが上がっていきます。あなたのまわりには、これからも人が集まってきます。ときには先頭を譲って、まわりの人に決めてもらってください。そうすることで、あなたが始めたことは、もっと長く続きます。

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